パワーポイントの『フォントの置換』機能を使っても、『Arial』と『Wingdings』のフォントに対しては置換が効かず、別のフォントへ変更できないことがあります。
『Arial』については、残念ながらこの記事執筆時点でお答えできる対処法は見つかっていません。(恐らくバグと思われます…)
『Wingdings』は箇条書きの行頭文字として使用されるため、スライドまたはスライドマスターに箇条書きがある場合は行頭文字を削除あるいは変更することで対処できます。
詳しい対処法を以降で説明しますので、ぜひご参考ください!
\ この記事はこんな方に役立ちます /
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パワーポイントにフォントを埋め込むとファイル容量が巨大になるから、埋め込むフォント数を必要最低限に削りたい!
フォントの置換機能で削除したいけど、消えないフォントがある…
『フォントの置換』ウィンドウの置換前のフォントを見たら、使った覚えのない『Arial』や『Wingdings』というフォントがあった…
どこで使われているのだろう?
Arialに対する対処法(記事更新日時点では見つからず…)
フォント『Arial』は、表面上はどこに使用されているのか見えませんが、パワーポイントファイルを分解して調べたところ、どうやらパワーポイントのスライドマスター側で内部的に使用されているようです。
そのため『Arial』を一切使用していないにも関わらず、[フォントの置換]ウィンドウの[置換前のフォント]一覧に、必ず表示されます。(恐らくバグ?)
この記事執筆時点では、フォント『Arial』を置換する対処法は見つかっておりません。ごめんなさい…。
どなたか分かる方いらっしゃったら対処法おしえて…
▼「フォントの置換」とは?という方はこちらを参照ください
Wingdingsに対する対処法
フォント『Wingdings』は記号フォントで、箇条書きの行頭文字に使用されるフォントです。
『Wingdings』を選んで使用した覚えがない場合は、行頭文字に使用されている可能性を疑ってみてください。
このフォントをスライドやスライドマスターで使用していると、[フォントの置換]ウィンドウの[置換前のフォント]一覧に表示されます。
パワーポイントの『フォントの置換』機能では、箇条書きの行頭文字に設定されているフォントに対しては、置換機能が効かないようです。
そのため、行頭文字を使用している場合は行頭文字をなしにする、あるいは『Wingdings』ではない別のフォントに変更すると、[フォントの置換]ウィンドウの[置換前のフォント]一覧から表示されなくなります。
あとがき
長年にわたって修正を繰り返しているパワポや、スライド数が非常に多い、容量が重いパワポには、何かしらの不具合が潜んでしまってパワポの機能に悪さをしてしまうこともあるよ。
今回は『Arial』と『Wingdings』の2種類のフォントを取り上げて対処法を紹介しましたが、場合によっては他のフォントでも置換できない状況があるかもしれません。
その場合、作業中のパワーポイントファイルに潜む不具合が悪さをしている可能性もあります。
時間はかかりますが、まっさらな新規作成ファイルの状態のうちから、必要なフォントのみに絞る設定をし、一から作り直すのが解決への近道かもしれません。。
この記事によって、お悩みがスッキリ解決できましたら嬉しいです。